[解説]ソフトバンク光でエラー651・エラー691の現金と解決方法

[quads id=1]ソフトバンク光でエラー651又は691が発生してお困りですね。

ソフトバンク光の設定ミス等で発生するエラー651やエラー691が原因でインターネットに接続できずにお困りの方が稀にいらっしゃいます。(特にソフトバンク光を契約直後にエラーが発生する場合が多数。)

エラー651とエラー691の主な原因は以下です。

エラー内容原因
エラー651配線ミス又は
ローカルエリア接続が無効。
エラー691ユーザー認証設定ミス又は
設定不要なのに設定した。

ソフトバンク光で「エラー651」が発生している場合には、「ケーブルが差込口から抜けている」「ケーブルを差込口にしっかり差し込んでいない」「間違って違う差込口にケーブルを差している」などの配線ミスが考えられます。また、パソコンのローカルエリア接続が無効になっている場合にも「エラー651」が発生します。

ソフトバンク光で「エラー691」が発生している場合には、ユーザー認証設定で「IDやパスワード」を入力ミスで接続できない時に発生します。また、パソコンでユーザー認証設定が不要にも関わらずパソコン側でもユーザー認証設定を行うと「エラー691」が発生します。

この記事ではソフトバンク光でエラー651・エラー691が発生してインターネットに接続できない場合に考えられるエラーの原因と解説方法を詳しく解説します。

ソフトバンク光でエラー651が発生した場合の原因と解決方法

ソフトバンク光でエラー651が発生した場合、配線ミスなどの物理的な原因が考えられます。

また、ソフトバンク光でインターネットに接続しようとしているパソコンの「イーサネットアダプタのローカルエリア接続が無効になっている」場合にもエラー651が発生します。

エラー651が発生した場合は以下の流れで確認していきましょう。

エラー651の確認する流れ
  1. パソコンやルーターなどを再起動
  2. 配線が差込口から抜けていないか、差込口は正しいか確認
  3. NTT接続機器やルーターのランプ状況を確認
  4. ローカルエリア接続が有効かを確認
以下で詳しく解説します。

確認①:パソコンやルーターなどを再起動

ソフトバンク光でエラー651が発生した場合には、まず「再起動」する事が鉄則です。

ソフトバンク光でインターネットに接続しようとするパソコンやスマホなどを再起動してみます。

また、ソフトバンク光でインターネット接続に必要なNTT機器、別途設置している「光BBユニット」や市販の「無線LANルーター」などの接続機器も再起動してみましょう。

各接続機器の再起動方法は以下です。

SoftBankから有料でレンタル可能な「光BBユニット」やWi-Fi接続可能な市販の「無線LANルーター」を設置しておらず、NTT機器のみを設置している場合もあります。

NTT機器のみを設置している場合は、NTT機器の電源アダプタをコンセントから抜いて10秒ほどまってから再度コンセントへ差して再起動してください。

正常に起動するまで3~5分程度待ってください。

SoftBankから有料でレンタル可能な「光BBユニット」をレンタル中で、NTT機器と光BBユニットを接続している方は、以下の手順で機器を再起動します。

まず、NTT機器➡光BBユニットの順番で電源アダプタをコンセントから抜いて電源を切ります。そして、10秒ほど待ってから次は光BBユニット➡NTT機器の順で電源アダプタをコンセントに差して電源を入れます。

正常に起動するまで3~5分程度待ってください。

Wi-Fi接続可能となる市販の「無線LANルーター」をNTT機器と接続している場合には、以下の手順で再起動を行います。

まず、NTT機器➡市販ルーターの順番で電源アダプタをコンセントから抜いて電源を切ります。そして、10秒ほど待ってから次は市販ルーター➡NTT機器の順で電源アダプタをコンセントに差して電源を入れます。

正常に起動するまで3~5分程度待ってください。

ワンポイントアドバイス
ソフトバンク光のインターネットに接続する端末(パソコンやスマホなど)を再起動して、さらに接続機器(NTT機器や光BBユニットなど)も再起動したら、エラー651が解消されたかを確認してください。

もし、再起動してもソフトバンク光のエラー651が解消されない場合は以下の確認へ進みます。

確認②:配線が差込口から抜けていないか、差込口は正しいか確認

ソフトバンク光でエラー651が発生する場合は配線ミスの可能性が考えられます。

差込口に差し込んだケーブルがしっかりと差さっているかを確認してください。

ケーブルは「カチャ」と音がするまで差し込んでください。

また、ケーブルがしっかりと差し込まれていたとしても間違った差込口にケーブルを差すとエラー651が発生します。

機器同士を繋げるケーブルは正しい差込口に差しているかを確認してください。

光BBユニットをレンタルしている方は同梱されている「ソフトバンク光 接続ガイド」と記載された冊子にケーブルの接続方法が詳しく記載されていますので再度間違いがないかを確認してみましょう。

ワンポイントアドバイス
ソフトバンク光の配線はしっかり差込口に差し込めているか、差込口は間違っていないかを確認して、配線ミスがないにも関わらずエラー651が解消されない場合は以下の確認へ進みます。

確認③:NTT接続機器やルーターのランプ状況を確認

ソフトバンク光でエラー651が発生してインターネットに接続できない場合には、再起動の実施や配線ミスの確認を行いますが、問題なかった場合には接続機器のランプ状況を確認してみましょう。

設置されているNTT機器のランプ状態を確認します。
光BBユニットをレンタルしている方は光BBユニットのランプ状態も確認します。

もし、接続機器(NTT機器や光BBユニット)のランプが赤やオレンジなどの警告色で点灯・点滅している場合には説明書を確認して対応してください。(また、再起動も行いましょう。)

ワンポイントアドバイス
回線ランプがオレンジに点灯・点滅した状態のままでエラー651が解消されない場合にはSoftBankへ問い合わせしてください。

確認④:ローカルエリア接続が有効かを確認

ソフトバンク光でインターネットに接続するパソコンがWindowsの場合、イーサネットアダプタの「ローカルエリア接続」が無効になっているとエラー651が発生します。

NTT機器等の接続機器とパソコンをLANケーブルで直接繋いでいる場合(有線接続している場合)、ローカルエリア接続を「有効」にしなければエラー651が発生します。

以下、Windowsパソコンのローカルエリア接続が有効になっているか、無効になっていた場合に有効にする方法です。

  1. スタートを右クリックする
  2. [ネットワーク接続]を選択する
  3. [アダプターのオプションを変更する]を選択する
  4. ローカルエリア接続が[無効]の場合は[有効]にする

スタート(Windowsマーク)を右クリックして、[ネットワーク接続]を選択(クリック)します。

画面が開いたら続いて[アダプターのオプションを変更する]を選択(クリック)します。

ローカルエリア接続が[無効]になっていた場合には、右クリックして「有効にする」を選択します。

ワンポイントアドバイス
ローカルエリア接続を有効にしたらパソコンを再起動してエラー651が解消されたかを確認してください。もし、ローカルエリア接続を有効にしてもエラーエラー651が解消されない場合にはSoftBankへ問い合わせしてください。

ソフトバンク光でエラー691が発生した場合の原因と解決方法

ソフトバンク光でエラー691が発生した場合には、以下の原因が考えられます。

エラー691の原因
  • ルーターがあるのにパソコンでもユーザー認証設定(PPPoE設定)をした
  • ユーザー認証設定(PPPoE設定)のユーザー名等が間違っている
以下で詳しく解説します。

原因①:ルーターがあるのにユーザー認証設定を行った

ソフトバンク光の契約者の中には光BBユニットや無線LANルーターを設置していない方もいます。

光BBユニットや無線LANルーターを設置ぜず「NTT機器のみ」の場合には、ソフトバンク光の初期設定としてパソコン側でユーザー認証設定(PPPoE設定)が必要です。

ユーザー認証設定(PPPoE設定)とは
ユーザー認証設定(PPPoE設定)とは
ソフトバンク光でインターネットを行うための「鍵」の役割をします。
契約後には、ソフトバンク光の契約者IDとパスワードをユーザー認証設定(PPPoE設定)として設定することでインターネットに接続可能となります。

ただし、SoftBankから有料でレンタル可能な「光BBユニット」をレンタルしている場合には、パソコン側でのユーザー認証設定(PPPoE設定)は不要です。

SoftBankから有料レンタルした「光BBユニット」には、出荷時にユーザー認証設定に必要なIDとパスワードが設定された状態で届くため、NTT機器と光BBユニットを接続すると自動でユーザー認証設定が開始されます。

光BBユニットをレンタルして設置した場合にはパソコン側でのユーザー認証は不要です。

また、市販の「無線LANルーター」を設置した場合、無線LANルーター側でユーザー認証設定が必要となりますが、パソコン側ではユーザー認証設定(PPPoE設定)は不要となります。

市販の無線LANルーター側のみユーザー認証設定を行い、パソコン側でのユーザー認証は不要です。

光BBユニットを設置しているにも関わらずパソコン側でもユーザー認証設定(PPPoE設定)を行った場合、又は市販の無線LANルーター側とパソコン側の両方でユーザー認証設定(PPPoE設定)を行った場合は、以下の方法でパソコン側のユーザー認証設定(PPPoE設定)を削除します。

スタート(Windowsマーク)を右クリックして[ネットワーク接続]を選択します。

続いてネットワークの詳細設定の項目にある[アダプターのオプションを変更する]を選択します。

ソフトバンク光のユーザー認証設定の際に任意で指定したファイル名を右クリックして[削除]を選択すると、パソコンから設定したユーザー認証設定(PPPoE設定)が削除されます。

ソフトバンク光のユーザー認証設定をパソコンから削除したらパソコンを再起動します。

ワンポイントアドバイス
ソフトバンク光のユーザー認証設定をパソコン側で削除してもエラー691が解消されない場合は、SoftBankへ問い合わせをしてみましょう。

エラー691原因②:ユーザー認証設定のユーザー名等の入力ミス

NTT機器のみの場合には、ソフトバンク光を契約後にパソコン側でユーザー認証設定(PPPoE設定)が必要です。

しかし、パソコン側で設定したソフトバンク光のユーザー認証設定のユーザー名やパスワードに間違いがあるとエラー691が発生してインターネットに接続できません。

パソコンで設定したユーザー認証の「ユーザー名」と「パスワード」を間違いないように再入力してみましょう!

スタート(Windowsマーク)を右クリックして[ネットワーク接続]を選択します。

続いて[アダプターのオプションを変更する]を選択します。

以前設定していたファイル名(接続名)をダブルクリックします。

インターネットへの接続ウインドウが開いたら、「ユーザー名」「パスワード」「接続名」をそれぞれ正しく入力して[接続]ボタンをクリックしてください。

ユーザー名とパスワードはソフトバンク光を契約後に郵送されてきた書面に記載されています。

ユーザー名には「認証ID(S-ID)」を、パスワードには「パスワード」をそのまま入力してください。
ワンポイントアドバイス
パソコン側のユーザー認証設定のユーザー名やパスワードを正しく入力してもエラー691が解消されない場合にはSoftBankへ問い合わせをしてみましょう。

まとめ

この記事ではソフトバンク光でインターネット接続の際にエラー651やエラー691が発生した場合の原因と解決方法についてまとめて解説しました。

ソフトバンク光でエラー651とエラー691が発生した際の主な原因は以下です。

エラー内容原因
エラー651配線ミス又は
ローカルエリア接続が無効。
エラー691ユーザー認証設定ミス又は
設定不要なのに設定した。

エラー651が発生する主な原因は配線ミスです。機器同士をLANケーブルで接続した際にしっかりと差込口に差し込まれていない場合や間違った差込口にケーブルを差している場合などにエラー651が発生します。

エラー691が発生する主な原因はユーザー認証設定(PPPoE設定)の際に間違った「ユーザー名」や「パスワード」を入力した場合に発生します。また、ユーザー認証設定(PPPoE設定)が不要にも可関わらずパソコン側でユーザー認証設定(PPPoE設定)を行った場合にもエラー691が発生します。