[豆知識]ソフトバンク光の品目変更(タイプ変更)を解説

[quads id=1]ソフトバンク光の品目変更(タイプ変更)についてお調べですね。

ソフトバンク光の「品目変更」とはソフトバンク光で利用する「回線の品目(タイプ)」を変更することを指します。

品目変更は契約プランの変更のことではありません。

ソフトバンク光で品目変更が必要となる場合は以下です。

品目変更を行うケース
  • ソフトバンク光へ転用/事業者変更する際に回線品目を変更する場合
  • フレッツ光ライトからソフトバンク光へ転用する場合
  • 2段階定額プラン「ファミリーライト」から「定額プラン」へ変更する場合
    その逆で、「定額プラン」から「ファミリーライト」へ変更する場合
  • ソフトバンク光を契約中で古い回線品目から最新の回線品目へ変更する場合
上記のような場合にはソフトバンク光の品目変更が必要となります。

ソフトバンク光の品目変更には「事務手数料(3,300円)」と「工事費」の支払いが発生します。

フレッツ光ネクストの回線品目以外から品目変更する場合のみ工事費が必要です。

この記事では、品目変更を理解するために最低限知っておくべきソフトバンク光で利用する「光回線の品目(種類)」を解説すると共に、ソフトバンク光で品目変更が必要なケースを解りやすく解説し、品目変更に必要な費用(契約事務手数料・工事費)について解説します。

※以下、記載金額はすべて税込です。

ソフトバンク光で利用する光回線の回線品目(種類)

ソフトバンク光の品目変更(タイプ変更)を解説する前に、より理解を深める為にもソフトバンク光で利用する回線の種類(回線品目)について詳しく解説します!

ソフトバンク光は「光回線」を利用してインターネットに接続するサービスです。

重要
まず、ソフトバンク光の「光回線」はNTT東日本・NTT西日本が提供しているサービス「フレッツ光」の光回線が利用されている、という点を最低限知っておく必要があります!
このようにフレッツ光の光回線をNTT東日本・NTT西日本から借りて提供されているインターネット接続サービスのことを「光コラボレーション(略して、光コラボ)」と呼びます。

主要大手の光コラボ:
ソフトバンク光、ドコモ光、ビッグローブ光、OCN光、So-net光、@nifty光、楽天ひかり、ぷらら光、エキサイト光、@TCOMヒカリ、U-next光、IIJmioひかり、AsahiNet光、DTI光、Marubeni光、GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)など

以下で詳しく解説します。

フレッツ光の回線品目について

NTT東日本・NTT西日本が提供するフレッツ光は「光回線」を利用してインターネットに接続します。

フレッツ光の光回線には様々な種類の「回線品目(回線タイプ)」があります。

フレッツ光の回線品目(回線タイプ)は以下です。

エリア回線品目
(回線タイプ)
NTT東日本
  • 戸建住宅
    • フレッツ光ネクスト
      ギガファミリースマートタイプ
    • フレッツ光ネクスト
      ファミリー・ギガラインタイプ
    • フレッツ光ネクスト
      ファミリー・ハイスピードタイプ
    • フレッツ光ネクスト
      ファミリータイプ
    • フレッツ光ライトプラス
    • フレッツ光ライト
      ファミリータイプ
  • 集合住宅
    • フレッツ光ネクスト
      ギガマンション スマートタイプ
    • フレッツ光ネクスト
      マンション・ギガラインタイプ
    • フレッツ光ネクスト
      マンション・ハイスピードタイプ
    • フレッツ光ネクスト
      マンションタイプ
    • フレッツ光ライト
      マンションタイプ
NTT西日本
  • 戸建住宅
    • フレッツ光ネクスト
      ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼
    • フレッツ光ネクスト
      ファミリー・ハイスピードタイプ
    • フレッツ光ネクスト
      ファミリータイプ
    • フレッツ光ライト
      ファミリータイプ
  • 集合住宅
    • フレッツ光ネクスト
      マンション・スーパーハイスピードタイプ隼
    • フレッツ光ネクスト
      マンション・ハイスピードタイプ
    • フレッツ光ネクスト
      マンションタイプ
    • フレッツ光ライト
      マンションタイプ

一言で「フレッツ光」と言っても、上記のように様々な回線品目(回線タイプ)があることがご理解頂けると思います。

ワンポイントアドバイス
フレッツ光のすべての回線品目を覚える必要はありません。
「フレッツ光には色々な種類の回線(回線品目)がある」という事だけを知っておいてください。

ソフトバンク光で利用するフレッツ光の回線品目

ソフトバンク光はNTT東日本・NTT西日本から「フレッツ光の光回線」を借りて提供されています。

しかし、ソフトバンク光ではすべてのフレッツ光の回線品目を利用している訳ではありません!
ソフトバンク光は一部のフレッツ光の回線品目を利用している。)

以下、NTT東日本エリアとNTT西日本エリアに分けて、ソフトバンク光で利用されるフレッツ光の回線品目とソフトバンク光が独自で名付けた回線品目名をまとめています。

NTT東日本とNTT西日本が属するエリア(都道府県)が解らない方は以下でご確認ください。

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県
富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

NTT東日本エリアの回線品目(回線タイプ)

住居
形態
フレッツ光
回線品目
ソフトバンク光
回線品目名
戸建
住宅
フレッツ光ネクスト
ギガファミリースマートタイプ
ギガスピード
フレッツ光ネクスト
ファミリー・ギガラインタイプ
ギガスピード
フレッツ光ネクスト
ファミリー・ハイスピードタイプ
ハイスピード
フレッツ光ネクスト
ファミリータイプ
ファミリー
フレッツ光ライト
プラス
ファミリーライト
フレッツ光ライト
ファミリータイプ
×利用しない
集合
住宅
フレッツ光ネクスト
ギガマンション スマートタイプ
ギガスピード
フレッツ光ネクスト
マンション・ギガラインタイプ
ギガスピード
フレッツ光ネクスト
マンション・ハイスピードタイプ
ハイスピード
フレッツ光ネクスト
マンションタイプ
マンション
フレッツ光ライト
マンションタイプ
×利用しない

例えば、NTT東日本エリアのフレッツ光の回線品目(回線の種類)である「フレッツ光ネクスト ギガファミリースマートタイプ」はソフトバンク光でも利用する回線品目であり、「ギガスピード」というソフトバンク光独自の回線品目名が付けられています。

フレッツ光の回線品目「フレッツ光ライト ファミリータイプ」及び「フレッツ光ライト マンションタイプ」はソフトバンク光では利用していない回線品目です。

但し、「フレッツ光ライトプラス」はソフトバンク光でも利用する回線品目です。
フレッツ光ライトプラスをソフトバンク光では「ファミリーライト」という独自の回線品目名が名づけられています。

NTT西日本エリアの回線品目(回線タイプ)

住居
形態
フレッツ光
回線品目
ソフトバンク光
回線品目名
戸建
住宅
フレッツ光ネクスト
ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼
スーパーハイスピード
フレッツ光ネクスト
ファミリー・ハイスピードタイプ
ハイスピード
フレッツ光ネクスト
ファミリータイプ
ファミリー
フレッツ光ライト
ファミリータイプ
×利用しない
集合
住宅
フレッツ光ネクスト
マンション・スーパーハイスピードタイプ隼
スーパーハイスピード
フレッツ光ネクスト
マンション・ハイスピードタイプ
ハイスピード
フレッツ光ネクスト
マンションタイプ
マンション
フレッツ光ライト
マンションタイプ
×利用しない

例えば、NTT西日本エリアのフレッツ光の回線品目「フレッツ光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼」はソフトバンク光でも利用する回線品目であり、「スーパーハイスピード」というソフトバンク光独自の回線品目名が付けられています。

フレッツ光の回線品目「フレッツ光ライト ファミリータイプ」及び「フレッツ光ライト マンションタイプ」はソフトバンク光では利用していない回線品目です。
ワンポイントアドバイス
フレッツ光の回線には様々な種類の回線品目(回線タイプ)があります。

ソフトバンク光は「フレッツ光の回線」を利用していますが、すべての回線品目を利用しておらず「一部の」フレッツ光の回線品目(回線タイプ)を利用している、と思えておきましょう。

また、ソフトバンク光で利用するフレッツ光の「回線品目名」をそのまま使うのではなく、ソフトバンク光の独自で名付けた回線品目名が利用されている、点も合わせて覚えておきたいポイントです。

回線品目によって最大通信速度に違いがある

ソフトバンク光で利用する回線品目の大きな違いは「最大通信速度」です。

以下、ソフトバンク光の回線品目とその回線品目の最大通信速度をまとめた表です。

以下、ソフトバンク光で利用される回線品目名です。
最大通信速度は技術規格上の最大値です。
(実際に利用する際の実効速度(実測)ではありません。)

NTT東日本エリア回線品目別の最大通信速度

住居
形態
回線品目
(回線タイプ)
IPv4 (PPPoE)IPv6 IPoE
+ IPv4
下り
最大速度
上り
最大速度
下り
最大速度
上り
最大速度
戸建
住宅
ギガスピード1Gbps1Gbps1Gbps1Gbps
ハイスピード200Mbps100Mbps1Gbps100Mbps
ファミリー100Mbps100Mbps100Mbps100Mbps
ファミリー・ライト100Mbps100Mbps100Mbps100Mbps
集合
住宅
ギガスピード1Gbps1Gbps1Gbps1Gbps
ハイスピード200Mbps100Mbps1Gbps100Mbps
マンション100Mbps100Mbps100Mbps100Mbps

出典:SoftBank

NTT西日本エリア回線品目別の最大通信速度

住居
形態
回線品目
(回線タイプ)
IPv4 (PPPoE)IPv6 IPoE
+ IPv4
下り
最大速度
上り
最大速度
下り
最大速度
上り
最大速度
戸建
住宅
スーパーハイスピード1Gbps1Gbps1Gbps1Gbps
ハイスピード200Mbps200Mbps1Gbps200Mbps
ファミリー100Mbps100Mbps100Mbps100Mbps
集合
住宅
スーパーハイスピード1Gbps1Gbps1Gbps1Gbps
ハイスピード200Mbps200Mbps1Gbps200Mbps
マンション100Mbps100Mbps100Mbps100Mbps

出典:SoftBank

ソフトバンク光が利用する光回線の「回線品目」によって最大通信速度に違いがあることがお解りになると思います。

NTT東日本エリアの「ギガスピード」とNTT西日本エリアの「スーパーハイスピード」の回線品目の最大通信速度は1Gbpsで速度が速い、と覚えておきましょう!

また、NTT東日本エリア・NTT東日本の「ファミリー」と「マンション」の回線品目は速度が遅い、と覚えておきましょう!

ワンポイントアドバイス
通信方式の「IPv4(PPPoE)」と「IPv6 IPoE + IPv4」で最大通信速度に違いあります。

光BBユニットをレンタルしていない(利用していない)場合には「IPv4(PPPoE)」と呼ばれる通信を行いますが、光BBユニットをレンタルして利用すると「IPv6 IPoE + IPv4」という通信が可能となります。

ソフトバンク光の契約者は「光BBユニット」という機器を有料でレンタルできます。

ソフトバンク光で利用する回線種類を変更する「品目変更」

ソフトバンク光はフレッツ光の回線を利用していますが、ソフトバンク光を契約する「地域」や「建物」によって利用する回線の種類(回線品目)が決まります。

回線の種類(回線品目)は契約者が選択できません。
契約する「地域で回線」、「建物に導入されている設備」により利用される回線品目が決まります。
品目変更とは
ソフトバンク光の「品目変更」とは、現在利用している回線の種類を変更する手続きの事です。
品目変更を「タイプ変更」と呼ぶ事もあります。)

以下では、戸建住宅と集合住宅に分けて「品目変更」を具体的に解説します。

戸建住宅の品目変更について

ソフトバンク光を「戸建住宅」で利用する場合は、基本的に最大通信速度が下り・上り共に1Gbpsの回線品目を利用します。

戸建住宅では、NTT東日本エリアの場合は基本的に「ギガスピード」、NTT西日本エリアの場合は基本的に「スーパーハイスピード」と呼ばれる最大通信速度が下り・上り共に1Gbpsの回線品目がソフトバンク光で利用される。

しかし、ソフトバンク光を「ハイスピード」又は「ファミリー」と呼ばれる回線品目を利用してる方がいます。

速度が速い「ギガスピード/スーパーハイスピード」が利用できるにも関わらず、ソフトバンク光を速度が遅い「ハイスピード」又は「ファミリー」と呼ばれる回線品目を利用している方が稀にいらっしゃいます。

ソフトバンク光の回線品目が「ギガスピード/スーパーハイスピード」ではなく「ハイスピード」又は「ファミリー」を利用している理由は以下です。

ハイスピード/ファミリーの理由
以前契約していたフレッツ光の回線品目が「ハイスピード」又は「ファミリー」だった可能性があり、その回線品目のままソフトバンク光へ転用した。(又は他社光コラボから事業者変更した。)

ソフトバンク光を新規契約した場合は速度が速い「ギガスピード/スーパーハイスピード」と呼ばれる回線品目を利用します。

しかし、ソフトバンク光を「ハイスピード」又は「ファミリー」の回線品目で利用している方は、以前契約していたフレッツ光や他社光コラボから「転用」「事業者変更」で乗り換えた可能性があります。

フレッツ光を契約中の方がソフトバンク光へ乗り換える手続きの事を「転用」と言います。
転用で乗り換えると、フレッツ光で利用していた回線をそのままソフトバンク光で再利用します。
他社光コラボを契約中の方がソフトバンク光へ乗り換える手続きの事を「事業者変更」と言います。
事業者変更で乗り換えると、他社光コラボで利用していた回線をそのままソフトバンク光で再利用します

主な光コラボサービス:
ドコモ光、ビッグローブ光、OCN光、So-net光、@nifty光、楽天ひかり、ぷらら光、エキサイト光、@TCOMヒカリ、U-next光、IIJmioひかり、AsahiNet光、DTI光、Marubeni光、GMO光アクセスなど

現在、ソフトバンク光を「ハイスピード」又は「ファミリー」の回線品目で利用している方は、最大通信速度が1Gbpsとなる「ギガスピード/スーパーハイスピード」へ回線品目(回線の種類)を変更することが可能です。

この事を「品目変更」と言います!

品目変更を行うケースはこちら

集合住宅の品目変更について

ソフトバンク光を「集合住宅」で利用する場合の回線品目は以下の3種類です。

集合住宅の回線品目(種類)
  • ギガスピード(NTT東日本)
    スーパーハイスピード(NTT西日本)
  • ハイスピード
  • マンション
ソフトバンク光を契約する建物の共有部分に設置されている「接続設備」により利用する回線品目(回線の種類)が決まります。

基本的にソフトバンク光を「集合住宅」で契約した場合、回線は共有部分に設置された「接続設備」に一旦接続されて「接続設備」から各部屋へ回線が繋がっている状態です。(回線を各部屋と共有して利用している。)

集合住宅の回線は「水道」に例えると解りやすいです。
集合住宅の水道は一旦「受水槽」に水が溜められす。
そして、「受水槽」から各部屋へ水を供給しています。

集合住宅に設置された「接続設備」も受水槽と同じように、回線が一旦接続設備に繋がれて各部屋へ回線を繋げています。

集合住宅に設置された接続設備が「ギガスピード/スーパーハイスピード」に対応していれば、最大通信速度が1Gpbsの高速のインターネットが利用できます。

比較的新しい集合住宅の場合は「ギガスピード/スーパーハイスピード」に対応しています。

しかし、築年数が経過している古い集合住宅の場合は設置された接続設備が「ギガスピード/スーパーハイスピード」に対応しておらず、速度が遅い「ハイスピード」又は「マンション」にしか対応していません。

ソフトバンク光の回線品目が「ハイスピード」又は「マンション」を利用している理由は以下です。

ハイスピード/マンションの理由
ソフトバンク光を契約する集合住宅の接続設備が「ギガスピード/スーパーハイスピード」に対応していない。

しかし、「ギガスピード/スーパーハイスピード」に対応した新しい接続設備が集合住宅に導入された場合には、ソフトバンク光の「品目変更」手続きにより利用する回線品目(回線の種類)を変更することが可能です。

但し、新しい接続装置に変更するには管理会社やオーナー(大家)が莫大な費用を負担しなければならず、新しい接続装置へ変更されることはほとんどありません。

品目変更を行うケースはこちら

ソフトバンク光で品目変更を行う事例を解説

ソフトバンク光で利用する回線品目(回線の種類)を変更することを「品目変更」と言います。

しかし、「どんな時に品目変更するのか?」という疑問を持っている方がいらっしゃいます。

ソフトバンク光で品目変更を行うケース(事例)は以下です。

品目変更の事例
  1. 転用/事業者変更する際に回線品目を変更する場合
  2. フレッツ光ライトから転用する場合
  3. ファミリーライトから定額プランへ変更する場合
  4. ソフトバンク光で利用する回線品目を変更する場合
以下で4つの事例を詳しく解説します。

品目変更①:転用/事業者変更する際に回線品目を変更する場合

フレッツ光から「転用」で、又は他社光コラボから「事業者変更」でソフトバンク光へ乗り換えると、今まで利用していた光回線(回線品目)をそのまま再利用するため工事不要です。

しかし、「転用」又は「事業者変更」の際に同時に回線品目(回線の種類)を変更したい場合には「品目変更」が必要です。

住居形態利用中の回線品目
(フレッツ光又は他社光コラボ)
変更する回線品目
(ソフトバンク光)
戸建
住宅
NTT
東日本
  • フレッツ光ネクスト
    ファミリー・ハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクスト
    ファミリータイプ
ギガスピード
NTT
西日本
  • フレッツ光ネクスト
    ファミリー・ハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクスト
    ファミリータイプ
スーパー
ハイスピード
集合
住宅
NTT
東日本
  • フレッツ光ネクスト
    マンション・ハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクスト
    マンションタイプ
ギガスピード
NTT
西日本
  • フレッツ光ネクスト
    マンション・ハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクスト
    マンションタイプ
スーパー
ハイスピード

例えば、フレッツ光を契約中で利用中の回線品目が最大通信速度100Mbpsの「フレッツ光ネクスト ファミリータイプ」の場合、ソフトバンク光へ転用で乗り換える際に最大通信速度1Gbpsの「ギガスピード/スーパーハイスピード」に変更したい場合には「品目変更」が必要です。

転用又は事業者変更の際に回線品目(回線の種類)を最大通信速度が速い「ギガスピード/スーパーハイスピード」へ変更したい方は「品目変更」の手続きが必要で、品目変更する場合には回線工事が実施され工事費の支払いも発生します。

但し、転用の際に最大通信速度100Mbpsの「フレッツ光ネクスト ファミリータイプ」のままで良いという方は品目変更する必要はありません。(品目変更せずにソフトバンク光へ転用する場合は同じ回線品目(回線の種類)を再利用します。)

品目変更の手続き方法と費用はこちら

品目変更②:フレッツ光ライトから転用する場合

「フレッツ光ライト」の回線品目(回線の種類)はソフトバンク光では利用しない回線品目です。

住居
形態
フレッツ光
回線品目
ソフトバンク光
戸建
住宅
フレッツ光ライト
ファミリータイプ
×利用しない
集合
住宅
フレッツ光ライト
マンションタイプ
×利用しない

フレッツ光の回線品目である「フレッツ光ライトファミリータイプ」及び「フレッツ光ライトマンションタイプ」はソフトバンク光で利用しない回線品目です。

その為、「フレッツ光ライトファミリータイプ」及び「フレッツ光ライトマンションタイプ」を契約中の方がソフトバンク光へ転用する場合には品目変更の手続きが必要で、転用でも工事を伴うため工事費の支払いが発生します。

「フレッツ光ライト ファミリータイプ・マンションタイプ」はソフトバンク光では利用しない回線品目(回線の種類)となりますので、「フレッツ光ライト ファミリータイプ・マンションタイプ」からソフトバンク光へ転用する場合にはソフトバンク光で利用する回線品目(回線の種類)へ変更するための「品目変更」が必要となります。

ソフトバンク光へ品目変更で転用後は「2段階定額制」から「定額制プラン」へ料金形態が変更されます。

ワンポイントアドバイス
但し、NTT東日本の2段階定額制である「フレッツ光ライトプラス」を契約中の方は、ソフトバンク光の「ファミリーライト」へ転用すれば回線はそのまま再利用されるため工事不要で乗り換える事が可能です。

品目変更の手続き方法と費用はこちら

品目変更③:ファミリーライトから定額プランへ変更する場合

現在契約するソフトバンク光が「ファミリーライト」で「定額プラン」へ変更する場合、又はその逆で「定額プラン」から「ファミリーライト」へ変更する場合には品目変更が必要です。

ソフトバンク光「ファミリーライト」はNTT東日本エリアの戸建住宅専用のプランです。

NTT東日本の集合住宅では利用できません。
NTT西日本では提供されていません。

ファミリーライトとは
ソフトバンク光の「ファミリーライト」とは定額制のプランではなく「2段階定額制」のプランで、インターネットのデータ利用量に応じて2段階に変動するプランです。

ソフトバンク光「ファミリーライト」の料金イメージは以下です。

ソフトバンク光「ファミリーライト」は月間データ通信量が3GBまで月額4,290円です。
ソフトバンク光でまったくインターネットをしなかった月も月額4,290円。)

3GB以上10GB未満のデータ通信量は月額4,290円に100MBにつき26.4円が加算され、10GB以上は月額6,160円となります。(上限は月額6,160円となりますので10GB以上はそれ以上請求がない。)

月間データ量ファミリーライト
(2年自動更新プラン)
~3GB4,290円
3GB~10GB3GB~9.9GB未満 26.4円/100MB
9.9GB~10GB 48.4円/100MB
10GB~6,160円

出典:SoftBank

ソフトバンク光は通常「定額制」で戸建住宅は月額5,720円です。
2年自動更新プランの場合)

但し、「ファミリーライト」は月間で利用するデータ量により料金が変更します。
その為、あまりインターネットを利用しない月がある方にはおすすめです。

ソフトバンク光をデータ利用量により料金が変動する「ファミリーライト」を契約中で、料金が変動しない通常のプラン(定額プラン)へ変更する場合には「品目変更」が必要です。

また、その逆で料金が変動しない通常のプラン(定額プラン)を契約中でデータ利用量により料金が変動する「ファミリーライト」へ変更する場合にも「品目変更」が必要です。

ワンポイントアドバイス
ソフトバンク光を戸建住宅で「ファミリーライト」を契約中の方が「定額制プラン」へ変更する場合、「定額制プラン」を契約中の方が「ファミリーライト」へ変更する場合は、回線品目が異なるので品目変更の手続きが必要となります。

品目変更の手続き方法と費用はこちら

品目変更④:ソフトバンク光で利用する回線品目を変更する場合

既にソフトバンク光を契約中の方で、ソフトバンク光で利用する回線品目(回線の種類)を変更したい方は品目変更が必要です。

住居形態利用中の回線品目
(ソフトバンク光)
変更する回線品目
(ソフトバンク光)
戸建
住宅
NTT
東日本
  • ハイスピード
  • ファミリー
ギガスピード
NTT
西日本
  • ハイスピード
  • ファミリー
スーパー
ハイスピード
集合
住宅
NTT
東日本
  • ハイスピード
  • マンション
ギガスピード
NTT
西日本
  • ハイスピード
  • マンション
スーパー
ハイスピード

例えば、ソフトバンク光を契約中で現在利用する回線品目が最大通信速度100Mbpsの「ファミリー」の方が、最大通信速度1Gbpsの「ギガスピード」又は「スーパーハイスピード」へ回線品目を変更したい場合には「品目変更」が必要です。

「品目変更」は回線の種類の変更となるため回線工事が必要となり工事費も発生します。

集合住宅の方で品目変更を希望している方は、建物の共有部分に設置された「接続設備」が品目変更したい回線品目(回線の種類)に対応している必要があります。

例えば、ソフトバンク光を集合住宅で契約中の方で利用回線品目が「マンション」の場合、マンションの共有部分に設置された設備が「ギガスピード/スーパーハイスピード」に対応していない場合には品目変更ができません。

品目変更の手続き方法と費用はこちら

ソフトバンク光で利用中の回線品目と対応の回線品目の調べ方

ソフトバンク光の品目変更を希望している方は、「現在利用している回線品目(回線の種類)は何か」を調べる必要がありますし、ソフトバンク光を契約する住所や建物は「何の回線品目(回線の種類)に対応しているのか」も調べる必要があります。

利用している回線品目の調べ方

ソフトバンク光を契約中の方で利用している回線品目(回線の種類)を調べる方法は、ソフトバンク光の契約者専用ページである「My SoftBank」へログインすると24時間いつでも確認する事が可能です。

SoftBank携帯電話用のMy SoftBankでは確認出来ません。
必ずソフトバンク光専用のMy SoftBankへログインしいてください。

My SoftBankのログイン画面へ

My SoftBankへログイン後、上部にある【お客様情報】ボタンを押します。

お客様情報ページに進んだら、契約内容の「ご契約サービス」欄を確認します。

「ご契約サービス」がソフトバンク光で現在利用中の回線品目(回線の種類)を示しています。

上記の場合はソフトバンク光で利用する回線品目が「マンション」であることが解ります。
ご契約サービスに
記載サービス名
利用中の回線品目
(下り最大通信速度)
SoftBank 光
ギガスピード
ギガスピード
(1Gbps)
SoftBank 光
スーパーハイスピード
スーパー
ハイスピード
(1Gbps)
SoftBank 光
ハイスピード
ハイスピード
(200Mbps)
SoftBank 光
ファミリー
ファミリー
(100Mbps)
SoftBank 光
マンション
マンション
(100Mbps)

My SoftBankのお客様情報ページにある「ご契約サービス」欄に「SoftBank 光 ギガスピード」又は「SoftBank 光 スーパーハイスピード」いずれかの表示があった場合には下り最大通信速度が1Gbpsなので品目変更(回線種類の変更)は不要です。

戸建住宅の方
戸建住宅でソフトバンク光を契約中で利用する回線品目が「ハイスピード」又は「ファミリー」だった場合には、基本的にNTT東日本エリアの方は「ギガスピード」へ・NTT西日本の方は「スーパーハイスピード」に品目変更が可能です。(但し、お住まいの地域によっては品目変更が不可。)
集合住宅の方
集合住宅で利用する戸建住宅でソフトバンク光を契約中で利用する回線品目が「ハイスピード」又は「マンション」だった場合には、集合住宅の共有部分に設置された接続装置が「ギガスピード」又は「スーパーハイスピード」に対応していれば品目変更が可能です。

対応している回線品目の調べ方

ソフトバンク光を現在契約中の住所(建物)で対応している回線品目(回線の種類)を調べる方法は、SoftBankインターネットサポートへ「電話」又は「チャット」で問い合わせします。

SoftBankインターネットサポートは以下です。

問い合わせ方法
受付時間10時~19時

ソフトバンク光で利用中の回線品目が以下だった場合は品目変更できるかを問い合わせください。

  • SoftBank 光 ファミリー・ハイスピード
  • SoftBank 光 マンション・ハイスピード
  • SoftBank 光 ファミリー
  • SoftBank 光 マンション

上記いずれかの回線品目をソフトバンク光で利用中の方は、「SoftBank 光 ギガスピード」又は「SoftBank 光 スーパーハイスピード」へ品目変更できるかをオペレーターにご確認ください。

詳しい問い合わせ方法やチャットの使い方は以下の関連記事が参考になります。

NTT西日本エリアならいつでも回線品目を調べられる

以下のNTT西日本エリアの都道府県にお住まいの方は電話やチャット以外にも、NTT西日本のフレッツ光公式サイトで24時間いつでも利用可能な「回線品目」を調べることが可能です!

NTT西日本エリアの都道府県
富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

NTT西日本公式サイトへ

上記リンク先へアクセスすると以下のようが画面になります。

ソフトバンク光を現在契約中(利用中)の住所の郵便番号を入力して検索してください。

続いて、入力して検索した郵便番号に該当する地域の番地等が表示されますので、ソフトバンク光を現在契約中(利用中)の住所の番地等を選択して進めていきます。

ソフトバンク光を現在契約中(利用中)の住所の番地等まで選択すると住居タイプの選択となります。

一戸建てなどにお住まいの場合は【戸建て】を、マンションなどにお住まいの場合は【集合住宅】を選択します。

【集合住宅】を選択後は指定した住所(番地等)に該当するマンション名やアパート名、ビル名などが表示されますので、ソフトバンク光を現在契約中(利用中)の建物名を選択してください。

すると、検索した住所の地域や建物で利用可能な「回線品目(回線の種類)」が表示されます。

上記の場合は「ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼」であることが解ります。

住居
形態
フレッツ光
回線品目
ソフトバンク光
回線品目名
戸建
住宅
ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼スーパーハイスピード
ファミリー・ハイスピードタイプハイスピード
ファミリータイプファミリー
集合
住宅
マンション・スーパーハイスピードタイプ隼スーパーハイスピード
マンション・ハイスピードタイプハイスピード
マンションタイプマンション

もし、ソフトバンク光で利用中の回線品目が「ファミリー」で、利用できるフレッツ光の回線品目が「ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼」だった場合には「ファミリー」から「スーパーハイスピード」へ品目変更できることが解ります。

ソフトバンク光の品目変更手続き方法と発生する費用(工事費)

この記事の最後に、ソフトバンク光で利用している(利用する)回線の種類を変更する「品目変更」の手続き方法と、品目変更に伴い支払いが発生する費用について解説します。

品目変更の手続き方法

ソフトバンク光の回線品目(回線の種類)を変更する「品目変更」は、ソフトバンク光を契約中か、これから転用や事業者変更で乗り換えるのかによって手続き方法が異なります。

ソフトバンク光を契約中の方の品目変更する方法

既にソフトバンク光を契約中の方が「品目変更」する場合には、以下の電話番号へ電話をします。

電話番号0800-111-2009
受付時間10時~19時

上記の電話番号へ受付時間内に電話をして、オペレーターに「品目変更したい」旨を伝えてください。

転用や事業者変更と同時に品目変更する方法

フレッツ光から「転用」で、他社光コラボから「事業者変更」でソフトバンク光へ乗り換えと同時に回線品目(回線の種類)を変更する場合は、ソフトバンク光の転用・事業者変更の申し込みと同時に品目変更の手続きが可能です。

お得情報
SoftBank正規代理店エヌズカンパニーが自社運営する申込受付サイトで「転用」又は「事業者変更」すると、エヌズカンパニー限定特典として15,000円キャッシュバックが受け取れます。

正規代理店エヌズカンパニーの申込画面の「ご質問等」の欄に「品目変更も同時に行いたい」旨を記入しておくと、受付担当者に解りやすいので記入を忘れずに行ってください。

品目変更に伴う費用(事務手数料と工事費)

ソフトバンク光で利用する回線品目を変更する「品目変更」を行う場合に発生する費用は以下です。

事務手数料3,300円
回線工事費
  • 派遣工事あり①
    26,400円
  • 派遣工事あり②
    10,560円
  • 派遣工事なし
    2,200円

出典:SoftBank

  • 派遣工事あり①:
    宅内の配線設備を新設または一部利用しルート変更する場合または、VDSL方式
  • 派遣工事あり②:
    宅内の配線設備を再利用する場合

品目変更には事務手数料として3,300円の支払いが発生します。

また、品目変更には回線工事が必要となり、契約状況や建物の環境などにより回線工事費が異なります。最大で26,400円の工事費の支払いが品目変更の際に必要となります。)

まとめ

この記事ではソフトバンク光の品目変更について詳しく解説しました。

ソフトバンク光はNTT東日本・NTT西日本が提供する「フレッツ光」の光回線を借りてSoftBankが自社サービスとして提供しています。(※フレッツ光の回線をNTT東西から借りて提供しているサービスを「光コラボ」と呼びます。)

ソフトバンク光が利用するフレッツ光の回線には様々な回線品目(回線の種類)があり、回線品目によって最大通信速度がまったく違います。現在利用している回線品目の最大通信速度が100Mbspや200Mbpsの場合には、最大通信速度が1Gbps(1000Mbps)へ変更する事が可能な場合があります。

そのように利用する回線品目(回線の種類)を変更することを「品目変更」と呼びます。
※品目変更を「タイプ変更」と呼ぶ場合もあります。

ソフトバンク光で品目変更する事例は以下の4つです。

品目変更の事例
  1. 転用/事業者変更する際に回線品目を変更する場合
  2. フレッツ光ライトから転用する場合
  3. ファミリーライトから定額プランへ変更する場合
  4. ソフトバンク光で利用する回線品目を変更する場合

但し、ソフトバンク光を契約している地域や建物によっては最大通信速度が速い回線品目「ギガスピード」や「スーパーハイスピード」、2段階定額の「ファミリーライト」へ品目変更できない場合もあります。