ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッド申し込み方法

[quads id=1]ソフトバンク光のIPv6接続についてお調べですね。

IPv6接続では従来のIPv4接続よりも速度が速い接続方式で、夜や休日などインターネット利用者が増加して回線が混み合い速度が遅く感じる場合でもIPv6接続なら速度が回線する可能性があります。

ソフトバンク光はIPv6接続可能な「IPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE+IPv4)」を提供しています。

ソフトバンク光の「IPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE+IPv4)」の概要は以下です。

オプションIPv6高速ハイブリッド
(IPv6 IPoE + IPv4)
オプション
利用料
不要
必要機器光BBユニット
レンタル料:513円/月

出典:SoftBank

ソフトバンク光の「IPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE+IPv4)」は従来の接続方式「IPv4」と新しい接続方式「IPv6」の両方が利用できるオプションサービスです。

ソフトバンク光の「IPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE+IPv4)」のオプション利用料は不要ではありますが、「光BBユニット」という機器をレンタルが必須です!BBユニットレンタル:513円/月)

光BBユニットをレンタルしなければソフトバンク光ではIPv6が利用出来ません。

逆を言えば、ソフトバンク光のオプションサービスである「光BBユニットレンタル」に加入中の方が解約(レンタル停止)すると、ソフトバンク光でIPv6接続できなくなります。
この記事ではソフトバンク光のIPv6で接続中かを確認する方法、「IPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE+IPv4)」を利用するための申し込みや費用、設定方法、市販ルーターでIPv6接続する方法を解説します。

※以下、記載金額はすべて税込です。

ソフトバンク光でIPv6接続中か確認する方法

現在、ソフトバンク光を契約中の方はIPv6で接続しているかを確認してみましょう。

ソフトバンク光の回線でIPv6接続できているかを確認する方法は以下の2つです。

IPv6接続の確認方法
  1. IPv6接続確認ページにアクセスして確認する
  2. My SoftBankにログインして確認する
以下で2つのIPv6確認方法を詳しく解説します。

確認方法①:IPv6接続確認ページにアクセスして確認する

ソフトバンク光のプロバイダであるYahoo!BBの公式サイトにある「IPv6接続確認ページ」へアクセスすると現在の接続が「IPv4」か「IPv6」かを確認することが可能です。

上記ボタンからアクセスする簡単にIPv6接続されているかを確認できます。

ソフトバンク光の回線で「IPv6接続確認ページ」へアクセスして【ACCESS via IPv6 Internet】と表示されたらIPv6接続されていることを示しています。

しかし、「ACCESS via IPv4 Internet」と表示された場合はIPv6でなくIPv4接続されています。

パソコンなどの設定や環境によってIPv6接続中でも「ACCESS via IPv4 Internet」と表示される場合があります。

確認方法②:My SoftBankにログインして確認する

ソフトバンク光の契約者専用ページである「My SoftBank」にログインすると、IPv6接続可能な「IPv6高速ハイブリッド」を利用中かを確認することが出来ます。

My SoftBankはこちら

My SoftBankへログインすると以下のような画面になります。

My SoftBankにログインしたら上部にある【お客様情報】ボタンを押してください。

「お客様情報」ページでは、ソフトバンク光の契約者名や登録住所などが確認できるほか、契約内容も確認できます。

ご契約内容のIPv6高速ハイブリット欄に【ご利用中】と記載があればソフトバンク光でIPv6接続が可能という事が解ります。

ワンポイントアドバイス
My SoftBankの契約内容を確認して「IPv6高速ハイブリット」欄に【ご利用中】と記載がなかった方は、ソフトバンク光でIPv6接続に必要な「光BBユニット」のレンタルをしていない可能性があります。

光BBユニットをレンタルしていない方でソフトバンク光でIPv6接続を希望する方は、そのままMy SoftBankから光BBユニットのレンタルを申し込むことができます。

ソフトバンク光でIPv6を利用する為に知っておきたい基礎知識

ソフトバンク光のIPv6接続サービス「IPv6高速ハイブリット」を利用するために最低限知っておくべき事は以下の4つです。

知っておきたい基礎知識
  1. 光BBユニットレンタルの申込が必須
  2. 光BBユニットのレンタル料は月額513円
  3. Wi-Fi利用にはWi-Fiマルチパック加入が必要
  4. おうち割光セット適用で月額550円に割引
以下で詳しく解説します。

基礎知識①:光BBユニットレンタルの申込が必須

ソフトバンク光でIPv6を利用するには「光BBユニット」と呼ばれる機器のレンタルが必須です。

上記写真のSoftBankのロゴが付いた機器が「光BBユニット」です。

ソフトバンク光は光BBユニットなしだとIPv6接続できません。

この「光BBユニット」はIPv6接続が可能になる他、代表的の機能は以下の2つです。

  • 無線LANルーター(WI-Fiルーター)機能
  • 光電話機能

「光BBユニット」は無線LANルーター機能が内蔵されておりWi-Fi接続が可能です。

また、「光BBユニット」はソフトバンク光の固定電話オプションサービス「光電話」(ホワイト電話・光電話(N)・BBフォン)を利用する際に必ず必要な機器です。

光BBユニットに内蔵されている無線LANルーター機能を利用する場合には、Wi-Fiマルチパックの加入が別途必要です。
ワンポイントアドバイス
ソフトバンク光の契約者がレンタル可能な機器「光BBユニット」は、Wi-Fi接続可能な無線LANルーター機能が内蔵されているほか、固定電話オプションサービスである光電話の機能を両方持ち合わせています。また、「光BBユニット」を介してインターネットに接続するとソフトバンク光でIPv6接続が可能となります。

基礎知識②:光BBユニットのレンタル料は月額513円

光BBユニットレンタル料は月額513円です。

光BBユニット
レンタル
レンタル料
月額513円

出典:SoftBank

ソフトバンク光でIPv6を利用する場合には、インターネットの月額基本料金に加えて「光BBユニットレンタル」の月額513円の支払いが発生することになります。

 戸建住宅集合住宅
プラン2年自動
更新プラン
2年自動
更新プラン
ソフトバンク光
月額基本料
5,720円4,180円
光BBユニット
レンタル
513円513円
請求額/月6,233円4,693円

ソフトバンク光を戸建住宅で契約中又は契約予定の方でIPv6を利用したい場合には、月額基本料5,720円に加えて「光BBユニット」のレンタル料(月額513円)が必要となり、毎月の合計請求額は6,233円となります。

また、集合住宅の場合も同様に月額基本料4,180円に「光BBユニット」のレンタル料(月額513円)が必要となるため、毎月の合計請求額は4,693円となります。

基礎知識③:Wi-Fi利用にはWi-Fiマルチパック加入が必要

ソフトバンク光でIPv6が利用できる「光BBユニット」にはWi-Fiが利用できる無線LANルーター機能が内蔵されています。

しかし、光BBユニットの無線LANルーター機能でWi-Fiを利用した場合には「Wi-Fiマルチパック」と呼ばれるオプションサービスに別途加入しなければなりません。

Wi-Fiマルチパック
月額利用料
1,089円

出典:SoftBank

「光BBユニット」のレンタルのみではWi-Fi機能が利用できません。

「Wi-Fiマルチパック」とは、ソフトバンク光の契約者がレンタルできる「光BBユニット」に内蔵されている無線LANルーター機能でWi-Fi接続を可能とするオプションサービスです。

ソフトバンク光でIPv6接続したい場合には「光BBユニットレンタル」、そして「光BBユニット」に内蔵されている無線LANルーター機能でWi-Fiを利用したい場合には「Wi-Fiマルチパック」への加入が別途必要、という訳です。

 戸建住宅集合住宅
プラン2年自動
更新プラン
2年自動
更新プラン
ソフトバンク光
月額基本料
5,720円4,180円
光BBユニット
レンタル
513円513円
Wi-Fiマルチパック
月額利用料
1,089円1,089円
請求額/月7,322円5,782円
ワンポイントアドバイス
ソフトバンク光でIPv6を利用したい場合は「光BBユニット」をレンタルしますが、「光BBユニット」に内蔵されている無線LANルーター機能でWi-Fiを利用したい場合には別途「Wi-Fiマルチパック(月額1,098円)」にも加入する必要があります…。

基礎知識④:おうち割光セット適用で月額550円に割引

「おうち割光セット」と呼ばれる割引制度をご存じですか?

SoftBank/Y!mobileのモバイル契約(スマホなど)の「対象プラン」と、ソフトバンク光の「インターネット契約+指定オプション」に両方加入すると毎月の携帯電話代・スマホ代が割引される「おうち割光セット」が適用可能です。

おうち割光セットとは
「おうち割光セット」を適用するとSoftBank/Y!mobileの対象プラン(スマホ等)が毎月最大1,188円割引も割引されるほか、契約者家族が契約するSoftBank/Y!mobileも「対象プラン」なら家族も10回線まで割引可能です!

「おうち割光セット」を適用するにはソフトバンク光のインターネット契約に加えて以下の3つの指定オプションサービスへの加入も必須条件です。

おうち割適用必須オプション
  • 光BBユニットレンタル
  • Wi-Fiマルチパック加入
  • 光電話加入(※)

光電話は「BBフォン」又は「ホワイト光電話」又は「光電話(N)+BBフォン」のいずれか

SoftBank/Y!mobileの「おうち割光セット対象プラン」とソフトバンク光のインターネット契約に加えて、IPv6接続可能な「光BBユニットレンタル」、光BBユニットでWi-Fiが利用できる「Wi-Fiマルチパック」、そして光電話である「BBフォン」にも加入して、おうち割光セットを適用すると3つのオプションは「オプションパック」としてまとめられます。

オプション名オプション
月額料金
光BBユニット
レンタル
月額レンタル料
513円
Wi-Fiマルチパック月額利用料
1,089円
光電話
(BBフォンの場合)
月額基本料
0円
+通話料
小計1,602円
+通話料
おうち割光セット
適用
オプションパック
550円
+通話料

「光BBユニットレンタル」「Wi-Fiマルチパック」「光電話(BBフォン)」の合計オプション料は月額1,602円ですが、おうち割光セットを適用すると550円に割引されます!

ソフトバンク光でIPv6を利用するための申し込み方法

ソフトバンク光でIPv6を利用するには「光BBユニット」のレンタルが必要です。

ソフトバンク光でIPv6が利用できる「IPv6高速ハイブリッド」は、光BBユニットをレンタル申し込みすることで同時にIPv6高速ハイブリッドが利用できるようになります。

ソフトバンク光が「未契約」か、「契約中(申込済み)」かによってIPv6接続が可能となる「光BBユニット」のレンタル申し込みに違いがあります。

契約状態申し込み方法
未契約ソフトバンク光を契約申込の際、
光BBユニットも同時に申し込む。
契約中
(申込済み)
契約中(申込済み)の場合は
My SoftBankから申し込む。

以下で申し込み方法を詳しく解説します。

「未契約」の場合は契約申し込みと同時に申し込む

ソフトバンク光が未契約の方(まだ契約申し込みをしていない方)は、契約申込と同時に「光BBユニット」のレンタル申し込みを行いましょう!

ソフトバンク光の契約申込は正規代理店エヌズカンパニーがおすすめです!

正規代理店
限定特典

40,000円
キャッシュバッ

転用/事業者変更の場合
15,000円キャッシュバック

特典
受取条件
  • エヌズカンパニーの
    申込受付サイトで申し込む
  • 申込月を含む6ヶ月以内に
    ソフトバンク光を開通させる
  • 申込日から30日以内に
    支払い方法の登録を完了させる
受取時期課金開始月の翌月末に
指定した口座に振り込み
受取申請面倒な申請不要!
特典期間2024年3月31日終了予定
※但し、継続の可能性もあり

正規代理店エヌズカンパニーが自社運営するソフトバンク光の申込受付サイト経由で新規契約すると、エヌズカンパニーから40,000円の限定キャッシュバック特典が受け取れます!(転用/事業者変更の場合は15,000円キャッシュバックとなります。)

申込画面へ進む

ソフトバンク光を正規代理店エヌズカンパニーの申込受付サイトで契約申し込みする場合、申込画面にあるご質問等に「光BBユニットレンタル希望」と一言添えておくと良いでしょう。

「契約中(申込済み)」の場合はMy SoftBankで申し込む

ソフトバンク光を契約中(申込済み)の方でIPv6を利用したい方は、My SoftBankにログインすると24時間いつでも「光BBユニット」のレンタル申し込みが可能です。

My SoftBankログイン画面はこちら

My SoftBankへログインすると以下のような画面になります。

My SoftBankへログインしたら上部にある【オプション】ボタンを押します。

オプションページにアクセスすると、加入可能なオプションサービスが表示されますのでIPv6が利用できる「光BBユニットレンタル」の欄にある【お手続き】を押してください。

ソフトバンク光のオプションを既に加入している方は「加入中」と表示されます。

光BBユニットレンタルのお手続き画面にある「お申し込み・交換」タブを押すと【申し込む】ボタンが表示されますので押してください。

ワンポイントアドバイス
My SoftBankで光BBユニットを申し込むと5営業日程度でSoftBankから郵送されてきます。

ソフトバンク光でIPv6を利用する設定方法を解説

ソフトバンク光でIPv6を利用したい場合には「光BBユニット」のレンタルが必要ですが、その他に設定や切替などは必要なのか疑問を持っている方もいらっしゃると思います。

ここからはソフトバンク光で「光BBユニット」をレンタルしただけでIPv6接続できるのか、接続設定や切替は必要なのか、IPv6に切替わらない原因、そしてマンションやVDSLではIPv6接続できないのかを解説します。

設定・切替は不要で自動でIPv6に接続される

ソフトバンク光のオプションでレンタル可能な「光BBユニット」を介してインターネットに接続すれば、基本的に設定や切替は不要でIPv6に接続されます。

光BBユニットをレンタルしていない(設置していない)場合、ソフトバンク光を有線接続してもWi-Fiで無線接続してもIPv4接続となってしまいます。

しかし、光BBユニットを介してインターネットに接続すれば「自動で」ソフトバンク光はIPv6接続されます。

NTT接続装置と端末(パソコンやスマホなど)の間に光BBユニットを介してインターネットに接続することで自動でIPv6接続されるので特に申し込みや切替設定などは不要です。
ワンポイントアドバイス
ソフトバンク光ではレンタルした「光BBユニット」を介してインターネットに接続すれば特に切替設定などは不要でIPv6で接続されます。

マンションやVDSLでも設定不要でIPv6接続可能

「ソフトバンク光はマンションだとIPv6接続不可」
「マンション内の配線がVDSLだとIPv6接続不可」

このような都市伝説がインターネット上に記載されていますがすべて間違いです。

上記のツイートは、マンション内部の配線がVDSLですが光BBユニットをレンタルしたことによりソフトバンク光でIPv6接続が可能となり速度が改善された、というものです。

ワンポイントアドバイス
一部ブログでは「ソフトバンク光はマンションではIPv6接続できない」という誤った情報があります。

ソフトバンク光は光BBユニットをレンタルすれば戸建住宅でも集合住宅(マンション)でもIPv6接続可能です。また、マンション内部の配線がVDSLでも光回線でもIPv6接続可能です。

IPv6接続に切替わらない原因

ソフトバンク光で光BBユニットを介してインターネットに接続しているにも関わらず、IPv6でなくIPv4で接続している方が稀にいらっしゃいます。

IPv6接続確認をした際、IPv6接続に切替わっていない場合は以下の原因が考えられます。

IPv6に切替わらない原因
  • ソフトバンク光が開通直後の場合にはIPv6接続に切替わらないことがある
  • 光BBユニットをレンタルしたばかりはIPv6接続に切替わらないことがある

基本的にソフトバンク光は光BBユニットを介してインターネットに接続すると自動でIPv6の接続となりますが、ソフトバンク光の開通工事が終了した「開通直後の場合」、また光BBユニットを「レンタルしたばかりの場合」にはIPv6接続に切替わらずIPv4接続になることが稀に発生します。

ワンポイントアドバイス
ソフトバンク光の開通直後は光BBユニットを介してインターネットに接続してもIPv6接続できない場合があります。

開通直後でIPv6接続に切替わらない場合は2~3日様子を見ますが、それでもIPv6接続に切替わらない場合(IPv4接続のままの場合)はSoftBankへ問い合わせしてください。

ソフトバンク光で市販ルーターを使ってIPv6のWi-Fiを利用する方法

ソフトバンク光でIPv6のWi-Fiを利用する方法としては光BBユニットに内蔵されている無線LANルーターを利用するオプションサービス「Wi-Fiマルチパック」に加入する方法が1つです。

しかし、たまに光BBユニットでなく市販の無線LANルーター(以下、「市販ルーター」と言います。)で、IPv6のWi-Fi接続したい方がいらっしゃいます。

ソフトバンク光で市販ルーターのWi-Fiを利用してIPv6接続する場合にもやはり「光BBユニット」のレンタルが必要です。

ソフトバンク光の回線で市販ルーターのWi-FiをIPv6で接続する方法は以下の流れです。

市販ルーターでIPv6接続する方法
  1. 光BBユニットをレンタルする
  2. 高性能の市販ルーターを購入する
  3. 光BBユニットと市販ルーターを接続する
  4. 市販ルーターをブリッジモードに切り替える
  5. 光BBユニットの無線LAN機能を無効にする
上記の流れで設定すれば市販ルーターのWi-FiでもIPv6で接続可能です。

以下で詳しく解説します。

Step①:光BBユニットをレンタルする

ソフトバンク光でIPv6接続する場合は「光BBユニット」のレンタルが必須です。

市販ルーターのWi-FiでIPv6を利用したい場合も例外なく光BBユニットが必要です。

ソフトバンク光を契約中で光BBユニットをレンタルしていない場合はMy SoftBankからレンタルの申し込みをしてください。

Step②:高性能の市販ルーターを購入する

ソフトバンク光でIPv6が利用できる「光BBユニット」をレンタルしたら、続いて「高性能の市販ルーター」を準備しましょう。

市販ルーターでWi-Fiを利用する場合は光BBユニットよりも高性能のルーターでなければ意味がありません。

光BBユニットに内蔵されている無線LANルーター機能よりも高性能の市販ルーターの選び方の1つとして「伝送速度」を比較してください。

ルーター伝送速度
光BBユニットE-WMTA2.2最大300Mbps
E-WMTA2.3最大1.3Gbps
E-WMTA2.4最大2.4Gbps
市販ルーターバッファロー製
WSR-5400AX6
最大4.8Gbps
伝送速度について
伝送速度とはWi-Fi接続した際の最大の速度です。
伝送速度の数値が多いほど速度が速いと判断できます。

光BBユニットの最新バージョン「E-WMTA2.4」の伝送速度は最大2.4Gbpsですので、最大2.4Gbps以上の性能を持つ市販ルーターでなければあまり意味がありません。

光BBユニット(E-WMTA2.4)に内蔵されている無線LANルーター機能と2020年6月に発売されたバッファロー製の「WSR-5400AX6」の伝送速度を比較すると、光BBユニットよりも「WSR-5400AX6」の方が高性能であることが解ります。

WSR-5400AX6-MB(Amazon)

Step③:光BBユニットと市販ルーターを接続する

ソフトバンク光でレンタルした「光BBユニット」と「市販ルーター」をLANケーブルで接続しますが、LANケーブルのカテゴリ(規格)は「CAT6」以上が良いです。

「LANケーブル」にはカテゴリと呼ばれる規格があります。
カテゴリ
(規格)
通信速度伝送帯域
CAT840Gbps2000MHz
CAT710Gbps600MHz
CAT6A10Gbps500MHz
CAT61Gbps250MHz
CAT5e1Gbps100MHz
CAT50.1Gbps100MHz

LANケーブルのカテゴリ(規格)の数値が多いほど性能が良いと判断できます。

LANケーブルにカテゴリが記載されています。
※上記の写真の場合は「CAT5e」のLANケーブルだと判断できます。

LANケーブルはなるべくカテゴリがCAT6以上を利用することをおすすめします。

光BBユニットの背面にある【パソコン1】という差込口と市販ルーターの背面にある【INTERNET】という差込口をカテゴリ「CAT6以上」のLANケーブルで接続してください。

おすすめLANケーブル(Amazon)

Step④:市販ルーターをブリッジモードに切り替える

続いて、市販ルーターを「ブリッジモード」に切り替えます。

市販ルーター(バッファロー製)の場合、背面には2つのスイッチが付いています。

ブリッジモードの切替は市販ルーターの背面にある1つのスイッチを「MANUAL」へ、もう1つのスイッチを「AP」へ切り替えるだけです。

Step⑤:光BBユニットの無線LAN機能を無効にする

このままでもWi-Fi接続できますが、「光BBユニット」と「市販ルーター」両方のWi-Fiが発信されている状態となり、Wi-Fi同士が干渉するので良くありません。

光BBユニットと市販ルーターをLANケーブルで接続して、市販ルーターをブリッジモードに切り替えたら「光BBユニット」の無線LAN機能(Wi-Fi機能)を無効にしましょう。

光BBユニットの無線LAN機能を無効にするためセットアップ画面にログインします。

光BBユニットのセットアップ画面にログインするための情報は側面に記載されています。背面に記載されたURL(http://172.16.255.254/)をWebブラウザ(Google chromeやsafariなど)のアクセスバーに入力します。

光BBユニットのセットアップ画面にアクセスすると、ユーザー名とパスワードを求められますので光BBユニット背面に記載通り(user)と入力してログインします。

光BBユニットのセットアップ画面にログインしたら左下にある「無線LAN機能停止設定」をクリックし、「無線LAN機能の停止」で「無効」を選択して【設定を保存する】ボタンをクリックしてください。

以上の設定で終了です。

これで光BBユニットからWi-Fiが発信されなくなり、市販ルーターのWi-FiでIPv6接続可能なインターネットが利用できるようになります。

まとめ

この記事ではソフトバンク光でIPv6が利用可能となる「IPv6高速ハイブリッド」を利用する方法やIPv6を利用する為に必要な光BBユニットの申し込み方法、設定方法などをまとめて解説しました。

IPv6接続必須機器
光BBユニットのレンタル(月額513円)
ソフトバンク光でIPv6を利用する為には「光BBユニット」をレンタルする必要があります。逆を言えば、光BBユニットをレンタルしていない方はソフトバンク光でIPv6が利用出来ません…。

ソフトバンク光でIPv6接続中かを確認する方法としてはIPv6接続確認ページへアクセスするか、ソフトバンク光契約者専用ページである「My SoftBank」へログインして契約内容でも確認することができます。

既にソフトバンク光を契約中の方は24時間いつでもMy SoftBankへログインするとIPv6接続に必要な「光BBユニット」のレンタル申し込みが可能です。

ソフトバンク光をこれから契約予定(未契約)の方は、ソフトバンク光の契約申し込みと同時に光BBユニットのレンタルを申し込むと良いでしょう。

ソフトバンク光でIPv6を利用したいのですが
ソフトバンク光でIPv6接続したい場合は「光BBユニット」のレンタル申し込みが必要です。(レンタル料は月額513円です。)光BBユニットを介してインターネットに接続することでソフトバンク光でもIPv6接続が可能となります。
ソフトバンク光でIPv6接続中かを確認する方法?
SoftBank公式サイトの「IPv6接続確認ページ」へアクセスすると確認できるほか、ソフトバンク光契約者専用ページ「My SoftBank」へログインしてお客様情報ページでも確認することができます。
ソフトバンク光でIPv6接続が確認できないのですが。
ソフトバンク光の開通直後や光BBユニットをレンタルして間もない場合は稀にIPv6接続できない場合があります。2~3日様子を見てからそれでもIPv6接続が確認できない場合はサポートセンター(186-0800-111-2009)へ問い合わせしてください。
市販ルーターでもIPv6のWi-Fiが利用できますか?
ソフトバンク光は市販ルーターのWi-Fiを利用してもIPv6接続は可能ですが、NTT接続装置と市販ルーターの間にレンタルした「光BBユニット」を設置する必要があります。